お風呂に関して、多くの皆様からご要望は、昔ながらのタイル貼りからシステムバス・ユニットバスに変更又は入れ替です。およそ20年前にシステムバスが登場して、急速に普及した理由は、やはり下記の3点でしょう。
- 優れた防水性
- 保温性
- お掃除が簡単
デザインや素材などの種類も近年増えています。
新しい浴槽を入れる前に、現在の浴室の縦幅と横幅を事前調査の上、浴室の空間にあうサイズ・好みのデザインを選んでいただいております。
一日の疲れを癒すリラックスタイム。
マッサージ効果のあるジャグジー風呂は年配の方々にも喜ばれています。
又 湿気はお風呂や建物の最大の敵で、白アリの原因にもなります。湿気を防いで清潔に保つことが、お風呂を長く使うコツ、そして大切な家を守るコツといえます。
「浴室サイズ」が違えば費用も異なるシステムバスルームでは、一般的な住宅(戸建て・マンションともに)のサイズに合わせて、いくつかのサイズが設定されており、そのサイズによって費用も異なっています。それらの中から、我が家に合うサイズ、デザインや機能を選んでいくというのがシステムバスリフォームの重要なプランニングになります。
システムバスメーカーでは「1216」とか「1721」といった品番を使ってサイズを表しています。例えば浴室の内寸が1200mm×1600mmの場合、これらの数値の上2桁をそれぞれ用いて「1216」と表記しています。メーカーによっては浴室内寸が1650mm×2100mmのものを繰り上げて「1721」と表す場合もありますが、この品番でシステムバスのおおよそのサイズがすぐにわかるようになっています。
現在のシステムバスから新しいシステムバスへの入れ替えを検討されている方であれば、現在の浴室内寸を測ることで、入れ替えできるサイズがわかると思いますが、在来浴室の場合は既存のタイル壁などをどこまで壊す必要があるかを判断し、建物の状況なども考慮し、設置できるシステムバスのサイズに制約が出てきますので、まずは工事業者とサイズについて相談してみると良いでしょう。
それではサイズごとの概算工事費用を見てみましょう。
【システムバスのリフォーム費用相場】サイズによって相場価格帯は大きく異なります(システムバス本体は普及価格帯商品を想定)。
在来浴室からシステムバスにリフォームする場合は、現在のタイル壁・床を解体し、廃材を撤去する必要があるため、一般的には古いシステムバスから新しいシステムバスへの交換する場合に比べ工事費用が10万〜20万円程度高めになります。
この他にも、リフォームをされるお住まいの状況やプランによって、工事費用は変わってきますが、浴室リフォームを計画する上で重要となってくる部分をご説明します。
古くなった在来浴室を解体すると大概の場合、浴室の土台や周囲の柱などが腐食しています。これは床や壁のタイル目地や亀裂などから水が入り込み、木部を痛めてしまうためなのですが、リフォームにおいてはこういった部分を適切に補修しておく必要があります。在来浴室を解体してみたところ、土台や柱にかなりの腐食が見受けられることもしばしば。浴室リフォームの際には、こういった状況だった場合の追加工事を検討しておくことをおすすめします。
しかしながら、表面からは見えない部分であることに加え、工事費用を安価に抑えるためにこういった補修費用を施主に伝えず、後から「追加工事」として提示したり、早く工事を終わらせようと見て見ぬふりをしてそのままシステムバスを設置してしまうというケースも見受けられます。この腐食を放置すれば、住まいそのものの耐久性・耐震性に影響をきたすということも容易に想像できると思います。
腐食状況にもよりますが、土台や柱の補修工事は5万〜10万円前後でできますし、浴室の入れ替えのときぐらいしか手をつけることができない部分ですので、見積り時にはあらかじめ補修工事についても記載しておいてもらい、補修の必要がなければその分値引きしてもらうように交渉しておけば良いでしょう。工事中に立ち会って相談することができない場合には、腐食状況を撮影した写真をリフォーム後に提出してもらうようにしましょう。
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